テクノロジー

耐震性
EARTHQUAKE-PROOF

優れた強度が空間の自由度も高める

見えない部分に息づく強さ

耐震等級3相当

消防署・警察などの防災拠点と同等

重量鉄骨ラーメン構造

Affect Granは、高層ビルにも採用されるなど、建築学的に非常に信頼性の高い重量鉄骨ラーメン構造です。力強い構造躯体と外壁ALC、鉄筋コンクリート基礎の三位一体で高い耐震性能を誇ります。また、耐力壁を必要としないため、柔軟な空間対応力があります。大きな開口部をとったり、室内に間仕切りのない大空間を作ったり、敷地を最大限に活用したプランニングが可能です。

鉄筋コンクリート基礎

Affect Granでは異形鉄筋を縦横に張り巡らせた地震に強い連続布基礎を採用。梁幅約350㎜、深さ約800㎜程度の地中梁が、建物と一体となり、建物の荷重を均等に地盤に伝えます。

現地地盤を調査した上で、杭打ちや基礎づくりを行います。

表層改良

柱状改良

鋼管杭

データに基づく地盤改良

建物を建築する際には、建物の荷重を支える基礎、地盤が大切になります。入念な地盤調査を行った上で、必要な地盤改良の工法を決定し、地震に強い建物を作ります。

信頼性
RELIABILITY

頑丈さと軽量性を兼ね備えた

高性能・高耐久パネル

暮らしを快適にする
ALCパネル

外壁に採用しているALCパネルは、超高層ビルから一般住宅に至るまで現代建築に欠かせない材料となっており、丈夫で火に強く、断熱性や遮音性にも優れた高性能部材です。このALCパネルを重量鉄骨ラーメン構造と効率よく組み合わせることで、何世代にもわたって住み続けられる高品質な住宅を実現できます。

適材適所の配筋

パネルの内部には防錆処理を施した鉄筋が組み込まれています。外壁や間仕切壁、屋根、床などの部位ごとに適切に配筋し、十分な強度を発揮します。

負荷を低減する軽量素材

壁の重量は、構造体にかかる負荷や、地震の揺れによる影響を大きく左右します。水に浮くほど軽量なALCを採用することで、建物にかかる負担を低減しています。

軽量化されたALCパネル

経年変化の少ない素材

ALCを構成するトバモライト結晶は乾燥による収縮や熱膨張が少なく、寒冷や高温・高湿などによる反り・たわみなどの寸法変化や強度低下が起きにくい素材です。

地震の影響を受けにくい
ロッキング工法

ALCパネルの施工にはロッキング工法を採用することにより、パネルが鉄骨躯体の変形に追従して挙動します。躯体に大きな外力が加わっても、外壁パネルの損傷や脱落を防ぎ、建物の耐久性・安全性を高めます。

ALCパネル概念図

躯体（鉄骨）

地震に強い重量鉄骨ラーメン構造の室内

耐火性
FIRE RESISTANCE

ALCパネルならではの高い耐火性で

防火地域での建築も可能に

法定不燃材で、耐火構造の認定も取得しているALCパネル

不燃材料が延焼を食い止める

ALCを含むコンクリート素材は、国土交通省告示に「不燃材料」として規定されています。無機質素材のため炎や熱を受けても発火せず、有害な煙やガスを発生しません。また、ALCパネル独特の細かい気泡により熱の伝わりを抑え、延焼を食い止めた事例も多く報告されています。

ALCの耐火構造
厚型	屋根パネル	厚さ75㎜以上で30分耐火
	床パネル	厚さ100㎜以上で1時間、120㎜以上で2時間耐火
	外壁パネル	厚さ75㎜以上で1時間耐火
	間仕切パネル	厚さ75㎜以上で1時間耐火
薄型	屋根パネル	厚さ50㎜で30分耐火
	外壁パネル	厚さ50㎜で1時間耐火
	間仕切パネル	厚さ50㎜で1時間耐火
ALCの準耐火構造
屋根パネル		厚さ75㎜以上で30分耐火
ALCの防火構造
外壁パネル		厚さ35・37・50㎜防火構造（30分）

※ALC協会資料より

■天井：デッキ（不燃材料）
■床：コンクリート（不燃材料）
■外壁：ALCパネル（不燃材料）

耐火建築物に対応

都市部の商業地や繁華街は火災の危険度が大きく、都市計画法や建築基準法で「防火地域」されています。また、都市部の幹線道路沿いも避難経路確保のため「路線防火」の対象となる地域があります。ALCパネル採用のAffect Granは、耐火建築物としてそれらの防火地域・準防火地域に対応しています。

断熱性
ADIABATICITY

次世代省エネルギー基準をクリアする

高断熱で快適な住まい

四季を通じて
居心地のいい空間に

夏も冬も快適に過ごせる住まいを実現するため、屋根・外壁・床を断熱材で包み込み、
次世代省エネルギー基準をクリアする高い断熱性を実現しました。

屋根

鉄骨梁の下には高性能グラスウールを敷き詰め、優れた断熱性を実現。

外壁

外壁には100㎜のALCパネルと断熱材のウレタンフォームで二重断熱を実現。

床（1階）

1階の床はコンクリートと床材の二重床の間に断熱材を挟み込み、地面からの熱や冷気を遮断。

開口部

断熱性に優れたLow-eガラス採用の複層サッシにより、開口部からの熱損失や外気の影響を低減します。

遮音性
SOUND INSULATION

安らぎの生活は、確かな遮音性能から

内と外の音をカット。

床概念図

ポラス二重床工法

快適な生活を送るためにできるだけ抑えたいのが音の問題。上下階の音を遮断することも大切な要素です。ポラスの重量鉄骨造では、コンクリートの上に防振ゴム付フリースタンパーと床パネルを組み合わせ、その上にフローリングなどの床材を置く二重床工法を採用。気になる上下階の音の伝わりを抑えます。

外壁

外からの騒音を減らし、快適な暮らしを送るために、外壁に駅ホームの防音壁やホテルの間仕切り壁に使われるほど、遮音性に優れたALCパネルを使用しています。外壁に使用している厚み100mmのALCパネルにより、音を反射し、透過する音を小さくすることで、高い遮音性を誇ります。また、経年変化の少ない素材のため高い遮音性能が長く保たれます。